テグレトールとグレープフルーツ

てんかん発作の治療薬としてポピュラーに使用されている、テグレトールは40年以上の歴史をもつ比較的安全に使用できる薬剤です。てんかん発作の治療は薬剤の服用期間が長期にわたるケースが多く、服用期間中に妊娠する場合も多く、薬剤の副作用について不安を感じていると思われます。

しかし、テグレトールには妊娠期間中の母体や胎児に影響を与えるという報告はありません。適切な使用をする限り安全に服用が可能なお薬です。ただやはり医薬品であることから、妊娠期間中の服用は必ず医師に相談することをお勧めします。テグレトールを服用する際。最も注意しなければならないのは、飲みあわせです。飲み合わせをしてはいけない薬品、食品を摂取するとテグレトールの血中濃度が上昇し、ねむけ、のどの痛みなど症状が副作用として出やすくなる可能性があります。

意外と忘れがちなのはグレープフルーツです。外食時、知らないうちに料理などに使われてしまっている場合もあるため注意しなければいけません。その他、併用を禁止されている薬剤として抗真菌剤ボリコナゾール、肺高血圧症治療薬タダラフィルがあります。

テグレトールの安全性は高いとはいえ、あくまでも医薬品です。そのため、副作用が皆無か?といえばそうではありません。まれにではありますが、重篤な副作用が出る場合もあるのです。てんかん発作の治療中に副作用と思われる症状が出た場合には必ず医師の診断をうけなければいけません。特にまれではありますが、ひどいだるさ、倦怠感を感じるといった症状が出た場合には腎不全など重篤な副作用の可能性もあります。ネット通販などでも簡単に入手が可能な薬剤ですが、服用する際には必ず医師の指示に従う必要があります。